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健康と社会保険・社会保障について書いてみました。


by houkiboshi
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ニュース。「求職と求人のミスマッチ」2009/01/14(水)

 今日のニュース・ウオッチです。

 「疾病予防」や、「労働・雇用問題」など、ジャンル別に、掲載しています。

 リンクは直接に張っていますが、各新聞社や、掲載主体のホームページから訪れてください。


 読売新聞ホームページに、「元派遣者の再就職先」についての記事が掲載されました。
 記事は、「年齢や資格が壁となっているだけでなく、慣れ親しんだ職種への「こだわり」や、新しい職種への「とまどい」もあるようだ。3月までに職を失うと見込まれる派遣社員や期間従業員らは約8万5000人。求職と求人のミスマッチ克服が課題となっている。」と伝えています。


 記事では、有効求人倍率が職種ごとに違うことを指摘しています。
「都内の昨年11月の数値を見ると、「一般事務職」は0・27倍、「製造・土木」も0・55倍と極めて低い。これに対し、資格や経験が重視されるIT技術関連、介護関連などは3倍以上となっている。」

 また、資格をもたない人でも、求人はあるとして、「特段の資格が必要ない「接客・給仕職」で5・93倍、「警備職」も5・74倍の求人がある」と指摘しています。


 ここでの雇用ミスマッチは、年齢や経験などの制約もあるだろうが、各個人の選択によるものとしています。
 製造業

のだ。現実には年齢や経験などの制約も受けるだろうが、同労働局の担当者は「給与や勤務時間帯など、人によってそれぞれ譲れない一線があるようです。その一線を越える仕事を無理に紹介できませんから」と話す。

 記事では、「ハローワーク担当者は、「長年、モノを作ってきた人は、ヒト相手の仕事にとまどいがある」と分析」と紹介しています。

 職種により、適正があることは確かでしょう。その壁を乗り越えるには、職業訓練が必要だと考えられます。
 そのような政策が、現在必要になっているのではないでしょうか。


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「元派遣、再就職に“心の壁”…「接客苦手」職種にこだわりも 特集 大揺れ雇用」2009年1月12日
読売新聞ホームページ
by houkiboshi | 2009-01-14 22:29 | 労働・雇用問題